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『銃口』公演だより

『銃口』千穐楽
長かった『銃口』の旅が終わりました。
素晴らしい芝居と出会えたことに感謝します。


旅の終盤には北海道旭川へ。
三浦綾子先生の記念館にキャスト、スタッフみんなで行って来ました。
塩狩峠の三浦綾子記念館(旧宅)

そして、7年前に初日を開けた前進座劇場で千穐楽を迎えました。

『銃口』千穐楽集合写真
ファイナル公演なんて言うと寂しいような気がしますが、
何年後か、
またこの『銃口』で会えたら嬉しいです。


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『銃口』旅だより

綾子さんに会いに…
旭川、和寒での『銃口』ファイナル公演の前日、30日午後。
いづみ、志村、津田、武井、辰三郎、益城、松浦、文美の出演者8名に演出の十島を加えたメンバーで、
三浦綾子さんの眠る旭川市「観音霊園」を訪れました。

観音霊園は、市内から車で10分程、旭川を一望できる小高い丘にあります。
抜けるような夏の青空。
文句なしの好天候の中、三浦綾子さんは静かに眠っておられました。

『母』『銃口』と、足掛け16年、先生の作品を舞台でやり続けられた、幸せと感謝。
想いを込めて… 三浦綾子さんのお墓
それぞれの熱い想いを込めて花束を捧げ、墓前をあとにしました。
三浦綾子先生、本当にありがとうございました。
又きっと訪ねさせていただきます。


☆7月30日・辰三郎:記☆
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『銃口』旅だより

元気に巡演中です!
各地、地元実行委員会さんや市民劇場さんにお世話になり巡演を続けております。
これは実行委員会さんが仕立ててくださった宣伝カー。
敦賀の実行委員会の宣伝カー  行橋の実行委員会の宣伝カー
公演当日ギリギリまで準備してくださる皆さんに心から感謝です。

各地をまわっていると、時には通路を楽屋にすることも…。
通路楽屋で…渡会・新村・竹下
お客さまとは一期一会、
どんな条件でも同じ感動をお届けすべく、日々頑張ってます。


今回『銃口』初参加の竹下雅臣から皆様にごあいさつ。

竹下雅臣です。

今回『銃口』はファイナル公演。
そのファイナル公演に、私は初参加で全国を巡演しています。

この作品は、客席からずっと観ていました。
初めて観た時、幕開きの小使いさん(津田)が始業の鐘をならしながら客席を歩く場面から自然と涙が出てきたのを覚えています。
ここから『銃口』の雰囲気全てを物語っていましたし、芝居の最後まで涙が止まりませんでした。

私の役は北森保志という、主人公の弟の役です。
役を演じるにあたり、当時の事を自分なりに学び直しましたが、60年前の若い人の考え方や価値観は、今と全く違います。
その人間性や空気、雰囲気を嘘の無いよう演じるのは難しいですし、とても楽しいです。
1日1日が自分との闘いで、真実感のある役になれるよう日々精進しています。

観てくださった方の、あの大きな拍手に応えられるよう、千穐楽まで頑張りたいと思います。
素敵な舞台に参加出来てとても幸せです。


◆上沢美咲・竹下雅臣:記◆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

和寒公演へ

昨年2月、広島市民劇場の皆様と
「銃口」広島公演の事前学習として
旭川へいきました。

忠別川岸 三浦綾子記念文学館
皆さんと記念館を見学したり、
旭川の街を散策しました。

その時、初旅の旭川公演でお世話になった
綾子先生の友人、村田さんと再会。
旭川を出発した『銃口』は全国を巡演し、
200ステージを越えたことを報告。

その会話の中で、来年は綾子先生没後10年の年、
なんとか旭川か、塩狩峠に記念館がある和寒で
公演が出来ないかと話になりました。
これがきっかけで、今回のファイナル公演、
北海道、和寒公演が決まりました。

塩狩峠 塩狩峠記念館
小説「塩狩峠」の舞台の和寒で
旅公演最後を飾ります。

旭川から旅公演を出発し、
和寒で旅公演最後を迎える。

たくさんの思いを胸に舞台に臨みます。


記・佑一郎 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

今年も『銃口』巡演始まりました!
初日は福岡県の大牟田。
地元実行委員のみなさんにあたたかく迎えられ、素晴らしい初日となりました。
万雷の拍手の中、カーテンコールの客席に横断幕、
“心ゆさぶる感動をありがとう”の文字が…
涙です。


2003年から続いた公演も
今回で一度区切りをつけるという事で、
稽古中から
いつもにも増して気合いが入っていたように思います。

245回のステージを重ねてなお進化し続ける作品。
今回の稽古でも金俊明(きんしゅんめい)役の渡会元之が、
ハングル語に更にみがきをかけるべく、指導を仰ぎました。
教えていただいたのは“キム・ユス”さん。
劇団散歩道楽の俳優さんです。
稽古する渡会、佑一郎と真ん中がキム・ユスさん
竜太役の高橋佑一郎と親交があり、お忙しい中おいでいただきました。
指導の的確なことの見事さに皆ただただ感心し、
感謝の気持ちでいっぱいです。
俳優としてとても魅力的な方なので、
是非また舞台を拝見したいものです。

ファイナルと銘打つに相応しい舞台をお届けできるよう、
日々あらゆる角度から精進を重ねていきたいと思います。

各地のみなさん、楽しみに待っていて下さい。


☆上沢美咲:記☆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

千穐楽を迎えました!
7/10岡山を皮切りに8/8尾道まで27日間32ステージの巡演が終わりました。

尾道での千龝楽、カーテンコールでは客席に手作りの「千秋楽おめでとう」の横断幕が…
そして客席総立ちのスタンディングオベーション!
大感動しました。
竜太役の佑一郎くんが声を詰まらせながらお礼のあいさつを述べましたが、
楽屋に戻ってから「言おうとしたことの半分もいえなかった」と悔しがっていました。
いえいえどうして、感じたことを正直に素朴に表現した竜太さんのあいさつ、なかなか素敵でしたよ。

一同感動でしたが、中でも李東陽役を努めた山崎辰三郎先輩が大泣きしていた姿は微笑ましく、みな苦労が多かった巡演だけにほっとした空気に包まれました。

それにしても客席総立ちのあの鳥肌ものの様子を皆さんにお見せできないのが残念。
ですが、あの感動は尾道市民劇場の会員さんと私たちだけのもの。
いやいや尾道だけじゃありません。
各会場、その日そのステージはライブで観た観客と私たちだけが共有できる空間です。
それが生の舞台の素晴らしいところ。

会場によって客席の反応も様々ですが、毎回同じ感動を届けるのが私たちの仕事です。
創る側は毎回“同じことをやる”のが基本。
違うのは観客なんです。
ライブの総仕上げをしてくれる観客に、迷惑を掛けることのないように準備をするのがプロの仕事。
生身の人間がやる生の舞台だからこそハプニングがゼロとは行かないでしょうが、
肝に銘じなくてはいけません。

その点で今回特にスタッフさん(劇団外の大道具さん、照明さん、衣裳さん、トラックさん)の働きに大いに感謝です。
お礼の気持ちを感謝状として表し、千龝楽の集いで授与式をさせていただきました。
ありがとうございました。
感謝状授与

ところで北京オリンピックの開会式の華やかな映像の裏でロシアとグルジアが戦闘状態に入ったというニュースが流れてきました。
感動の千龝楽の日に何とも暗澹たる気持ちになりましたが、私たちは前を向いて誠実に舞台を努めていくのみ。

芝居は、今生きていることの素晴らしさを再確認し、勇気を与えられるものだと確信しています。

全国の『銃口』ファンの皆さん、しばしのお別れですが、来年夏にまたお会いしましょう。
今回の経験を生かし、より良い作品になっていることをお約束します!


☆芳子役 上沢美咲☆
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『銃口』旅だより

盛り上がる大津島バーベキュー
8月3日は最後の移動日(広島~徳山へ)。
計画は稽古中より進行していた。
周南市民劇場の「銃口」運営担当の皆様と大バーべキュー大会。
所は海軍の特攻兵器人間魚雷「回天」の出撃基地であった大津島。
(徳山からフェリーで30分)もちろんこのような機会を利用しての戦跡ロケハンでもあります。

桟橋から徒歩10分にある回天記念館へ。
門から入口まで両側に並ぶ「回天」による戦没者145名の石碑。
搭乗訓練、出撃、遺書などの展示資料に、皆々沈痛の表情。

しかし一転して昼より市民劇場の皆様が用意して頂いた大量の食材でのバーべキュー。
お肉や野菜はもちろん、獲れたての貝や魚などの海鮮。
お酒は飲み放題。中でも今がまさに旬、瀬戸内の「はも」の刺身は超絶品でした。
全国各地の旬の食材に出会う、巡演の最高の楽しみ。
市民劇場の皆様と移動日にアウトドアで交流する事は近頃はまったく無くなりました。
高橋佑一郎君の事前の発案に、快く応えて頂きました市民劇場の皆様に改めて感謝感激の気持ちで一杯です。
皆々満面笑みの素敵な思い出になる一日でした。

尚、この日の為に急きょ水着を用意し万全の態勢で挑んだのだが、クラゲの大量発生に海に入れず肩を落としていた者がいたことを付け加えておきます。


☆松浦豊和:記☆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

暑中お見舞い申し上げます
今日はわたくし黒河内雅子がお送り致します。

西大寺の市民会館はとってもお芝居が見やすい、いい会館です。
裸祭り、ふんどし姿の若い衆をモチーフにした、緞帳もステキっ!!
主催はここもやはり、市民劇場さんです。
この日は、私たちの為に「お通し」と呼ばれる軽食(?)を用意して下さいました。
そうめん、カレーはじめ季節の野菜を使った色とりどりのお惣菜が並び、嬉しい悲鳴を上げてしまいました。
ごちそうに夢中!
巡演ではどうしても外食やコンビニに頼ってしまう毎日ですが、この「お通し」にお腹も心も癒されつつ、舞台に立つ事ができました。
運営担当サークルの皆様、本当にありがとうございます!
わたくし訓育主任(の杉野先生役をしてます)としましては「なすの煮浸し」に夢中でしばらく意識がなく、写真を撮られたのに気がつかず…恥ずかしい限りであります…


☆黒河内雅子:記☆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

知は力なり箱
大変暑い毎日が続いております。
搬入搬出、その他もろもろを、各地各地、市民劇場、演劇鑑賞会の会員の皆様が手伝って下さいます。
本当にありがとうございますm(_ _)m。
搬入時、楽屋係の私は、楽屋入口に陣取って、運び込まれる様々な物をさばくべく、
「1号楽屋に入れて下さ~い」
「廊下のそこらへんにお願いします!」
「かつらなのでひっくり返さぬよう頼みます!」
…などと騒いでおります。
はい、自分はろくに運ばず、まことに恐縮ですm(__)m。
運んで下さる皆さんが、たぶん、(なんじゃこりゃ?)と不審に思われている物がたくさんあります。
『鉄兜』だの『とってもお大事』だの、上部に書いてはありますが。
中でも『知は力なりBOX』は、なかなか謎めいたネーミングではないでしょうか?
一見ただのプラスチックケース。
その実体は?
謎めいた箱…「知は力なり」BOX
…本とDVD箱でございます。
読み終わった本、作品の研究資料、次回作の記録映像、流行りの韓流ドラ((DVD人気で順番待ちあり)が詰め込まれております。
ひと月分の本 他を、銘々運んでいては疲れてしまうので、読み回し、観回しなら、知を力にしていくのです。
くれぐれも、先に読んだ人、観た人は、ネタバレになるような言動にご注意下さいませm(__)m
それでは暑さに負けず今日も張り切ってまいります。


高柳育子・記
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『銃口』旅だより

団塊おやじの綴り方
2003年『銃口』初演の時、私は、(朝鮮人 金俊明)役をやらせていただきました。
イラク戦争勃発と公演初日が重なり、なんとも異様な客席の雰囲気の中、舞台を勤めた記憶は今も強烈に残っています。
今回私は、久しぶりの『銃口』班復帰です。
「二度と戦争をしてはならない」
このメッセージだけは、しっかり伝えねばと思って舞台を勤めています。       

私は、団塊世代真っ只中の人間です。
日本の高度成長と共に歩んできた自負はありますが、北森竜太のお父さんの台詞、「時代を見つめ、しっかりと切り開く」世代となり得るかどうかは、今後の生き様次第でしょうか。
「昭和」の時代を40年以上生きてきた世代の義務として、せめて「時代を伝える」ことのできる一人でありたいと、願っています。

『銃口』中国地方巡演も、後半戦に入りました。
今回の私の役は、番頭良吉、沖島先生、特高寒崎、満人 李東陽の四役。
すべて初役。
四役の衣装です
稽古期間が短かったこともあり、毎日、舞台は新鮮です。
八月八日の尾道公演まで頑張るぞー!


出雲にて 山崎辰三郎・記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

初舞台監督の綴り方
今回舞台監督をやってる岡本尚之です。
なにを隠そう初めての舞台監督です!
いわゆる舞監デビュー!

はっきり云ってわからないことだらけです……
………しかも本番が始まったら、僕の手腕一つで全てが決まってしまいます、
とても恐ろしいことです。
ですから本番中は、毎日ドキドキしながら、なにか起こったらどうしようなどとと考えています。
でもスタッフのみなさんや、役者のみなさんにほとんど助けられている毎日です。
やっぱり舞台は個々の力だけでは成り立たず、
……役者の皆さんやスタッフの皆さんの力……
そしてなにより主催者の皆さんの力添えがあるからこそ、
最高の舞台が出来るのだと感じています。

これからなにが起こるかわからないですけれども、
一回一回の公演を、役者さんやスタッフさん達と一生懸命努力して、
最高の舞台を創っていこうと思うと同時に、
みんなが健康に今回の旅を無事に過ごせる事を祈っている毎日です。

幕内で時計をにらみつつ…舞監・岡本

岡本尚之・記
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『銃口』旅だより

人生を決めた『銃口』
どうも♪
『銃口』初参加、研修生の本村です。

3日間の倉敷公演、玉島公演、児島公演も無事終える事が出来ました。

僕の出身は長崎で、
高校生の間は長崎市民劇場で観劇していました。
ちょうど3年前、
長崎市民会館でこの『銃口』を客席から観ていました。

進路をどうするか、役者を目指すか、就職か…、
迷いに迷っていた時期にこの芝居をみました。
この『銃口』が決定打となり、役者を目指す決心をさせてくれた作品です!

その『銃口』に今出演している…、とても不思議な気分です(笑)
左藤学役の本村
でもだからこそ、毎ステージ終わるごとに、
ああ、やっぱり『銃口』が好きなんだなあ、
前進座が好きなんだなあと感じます。

僕があの時感じた感動を、みなさんにも感じてもらえるように、
これからも一生懸命努力していきます。
よろしくお願いします!


本村祐樹・記
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『銃口』旅だより

福山 鞆の浦ツアー
福山公演の次の日は『銃口』班初めての移動日!
この日は福山市民劇場の方々と
『銃口』班ほぼ全員で鞆の浦ツアーに出かけました。
この計画は佑一郎が1月に福山市民劇場さんの総会に
参加したときに鞆の浦を案内してもらったのがはじまり。
『銃口』福山公演の次の日が移動日だと分かったので
「市民劇場の皆さんと一緒にまた鞆の浦に来られたらいいですね。」
と言ったのが、今日に至ったのです。

朝10時に貸切バスでホテルを出発。
約30分で鞆の浦に到着。
北前船で栄えた古い町並み、古来より
潮待ちの港として朝鮮通信使も立ち寄っていた鞆の浦。
本当にステキな街です。
鞆の港 鞆の浦の眺め 
しかし暑い~。
朝鮮通信使が宿泊した「対潮楼」や鞆が一望できる「医王寺」
など皆で鞆の街を散策。
かき氷 龍馬談判跡
お昼は、坂本龍馬がいろは丸事件の時談判した宿でお食事。
本当にゆったり、のんびりできる休日でした。

福山市民劇場の皆様本当にありがとうございました!

記・佑一郎 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

《岡山弁の兵隊さん》
     

「柳生ちゃん、その台詞、なんとかしてくれ~」
演出の十島さんは頭を抱えてしまいました。

『銃口』で私が演じるのは、戦場に送られた主人公の北森竜太が満州で出会う戦友、近堂上等兵という役です。
「何故親切にしてくれるのですか?」と竜太に問われて私が答える台詞があります。
「貧乏で学校にも行けずずっと一人ぼっちだった自分に初めて出来た友達が君なんだ…」
この台詞がどうしても上手く言えません。
原作だととても感動的な場面なのに、私が言うと我ながらなんとも嘘っぽいのです。
そこで演出家がぽつりと一言、「方言でやってみたら?」
私が自然に喋ることのできる方言と言えば、生まれ故郷の“岡山弁”だけです。
「北森、ぼっけーなぁ…」
「それだ!柳生ちゃん!岡山弁でいこう」
「本当ですか?」
こうして岡山出身の兵隊、近堂上等兵が誕生しました。
今から5年前のことです。

『銃口』は全国のたくさんの皆さんに支えられて200ステージを超えるロングランになりましたが、まさかこの芝居が故郷岡山でも上演していただけるとは夢にも思っていませんでした。
「芝居を続けてきて本当に良かった」
うまく言葉にできません。
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
故郷のみなさんのアーチ

劇中の近堂上等兵の生きざまは自分自身が目指す生き方でもあります。
近堂上等兵を演じることで柳生啓介という人間の生きざまが表現できたなら、それが私を育ててくれた故郷の人たちへの何よりの恩返しになると信じて、連日全身全霊で舞台を務めています。


柳生啓介
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『銃口』旅だより

☆七夕の願い☆
岡山公演2日目は、昼公演でした。
終演後、市民劇場の皆さんが、楽屋を出る私たちを、アーチを作って送り出して下さいましたm(_ _)m。
岡山市民劇場のみなさんのアーチ

路面電車には乗らず、長いアーケードを通ってホテルまで帰りました。
アーケードは、七夕祭から、パリ祭(音楽祭)に飾り変え中です。
まだ道の両脇に、短冊の飾られた笹が飾られていました。
あちこちの短冊を拾い読みするとなかなか、世の中について考えさせられます。
「ウルトラマンXになれますように」
「お金が欲しい(子どもらしい字で)」
「宝くじが当たりますように(大人らしい字で)」
中にひらりと一枚、「パパが元気になりますように――ママ」と書かれた短冊がありました。

織姫様彦星さま、どれも切実な願いですが、おしまいのママさんの短冊は、特によろしくお願い致します。
銃口班の旅の無事も、よろしくお願いしますm(_ _)m


高柳育子・記
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『銃口』旅だより

転入生の綴り方・第一日目
転入生の丸山貴子です。
いよいよ「銃口」中国地方巡演が始まりました。
初演(6年前)から数えて219回目となる岡山公演でしたが、「銃口」初出演の私には本当の初日となりました。
新しい作品、新しい役との出会いは嬉しくもあり楽しくもありますが、不安もあるんですよ。
初めて入る教室、新しい先生、友達。これからどんな出逢いと経験が待っているのか…期待と不安。転入生の気持ちが良く分かりました。でも、助けてくれる仲間がいます。
教えてくれる仲間がいます。
ありがたいものです。
小山光子先生

そして、何よりも岡山市民劇場の皆様、ありがとうございました。
開演前から皆様の暖かいお心使いに触れ、「銃口」への期待の大きさに改めてこの作品に出演する責任の重さを痛感いたしました。
無事、初日を迎えられた事に感謝、感謝です。

劇中、綴り方の嫌いな生徒「関川すみえ」を演じてます。が、実は私、丸山貴子も作文が大の苦手でした。
ですから、今も初日を終えてホッとしたいところですがホテルの部屋で頭を悩ませております。
もう、初日のブログを依頼した誰かさん 恨みますよ~!
なんてね。
皆 大切な仲間です。
なんでも協力しますからね。
いつでも声をかけて下さい (^O^)
原稿依頼以外ならね。


■丸山貴子:記■ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』旅だより

旅の始まり
銃口班一同、初日の公演地、岡山に到着いたしました。
改札を出ると、岡山市民劇場の皆さんが出迎えて下さって、大歓迎して下さいました!
さっそく、皆さんと記念撮影です。
記念撮影

5日間、5ステージの岡山公演より始まる、今回の一ヶ月の巡演、気合いを入れて参ります!
うむ、韓国語場面のための、学習テープをもう一度聴いてから寝るとしましょう。
では…

★高柳育子 記★
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『銃口』だより

稽古中の足元
 巡演に向けての『銃口』の稽古も、山場を迎え、間もなく舞台稽古です。
稽古場での出演者の足元を見ると、なかなか面白いです。前進座は、ご存知のように、時代劇や、歌舞伎の公演が中心です。それらのお稽古では、浴衣に白足袋が基本です。
 『銃口』のような、近・現代劇のお稽古では、皆、トレーニングウェアや、Tシャツなどを着ることが多いです。
 足元だけは、非常にバラエティーに富んでおります。ご覧ください、白足袋あり、靴下あり、ジャズダンスシューズあり・・・。写っておりませんが、バレーシューズの人も、色足袋の人も、五本指靴下の人もおります。
 歌舞伎も、時代劇も、子供向けミュージカルも、そして、『銃口』のような作品も上演する劇団、ならではの個性が、この、稽古中の俳優たちの足元にあらわれているような気がいたします。
 ちなみに、この記事を書いている私、高柳育子の足は、写真の手前中央の、黒いジャズダンスシューズの足です。『銃口』では、初演から、「谷川冴子先生」役「抗日パルチザン副隊長」役他をつとめさせて頂いております。舞台から皆様にお会い出来る日を楽しみに・・・

         高柳育子:記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』班旅日記

竜太と芳子祝☆千穐楽(2かいめ。)

名古屋公演の千穐楽から約ひと月。
全国巡演のほうも無事千穐楽を迎えました。

トラックに積んで一緒に旅したたくさんの荷物は、前進座に戻ってきたり、山梨の倉庫に収めたり…。出演者もスタッフも、もうすっかり次の準備に取り掛かっています。

  ***

千穐楽ということで、北森一家の記念写真を。

家族写真

(↑前列左より志村智雄、いまむらいづみ、今村文美、
 後列左より高橋佑一郎、坂本敦彦)

戦争がなかったなら、いつまでもこの笑顔が続いたことでしょうね。
戦争は、マイナスにこそなれ、プラスにはならない。
誰もが知っていることだけれど、そのことだけは忘れてはならない、皆の心から消してはならないと思います。

  ***

そして、今回の新メンバー。

新人の・・・ 


お芝居でも、新人刑事・佐上の役などやっている新村宗二郎です。
今回の出演者の中では、最も戦争から遠い時代に生まれた人。
これからも、ずっと戦争を知らない子供たちが増え続けますように。

  ***

ほとんどの写真の撮影は↓

父さんの素顔

竜太の父さん(志村智雄)でした。

■11月20日 山本響子:記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『銃口』班旅日記

坂部です  先生たちの素顔

東京は生憎の雨です。
皆様、いかがおすごしでしょうか。

 * * *

さて、先日は銃口学級の生徒たちの元気な姿をご覧いただきましたので、今日は先生たちの日常を少しだけ。

防人に…?

↑新学期の一番はじめ、思い出話を語る北森先生(高橋佑一郎)。
もちろん、タイトルは「廻り道」です。

私も先生よ~♪

↑劇中では授業をしていませんが、この人も先生。坂部夫人=谷川冴子さん(高柳育子)です。


こちらも先生です

↑こちらも、先生です。きっとやさしい先生でしょうね。竜太夫人=中原芳子(上沢美咲)。

矢須崎です

↑こういう先生、学校に一人はいそうです。熱血指導の河地三造先生(松浦豊和)。

ほら、今日も大きな声で
「こら、浅田!」と……

こらっ浅田ーっあれ?


あれ???

臨時ニュースを申し上げます!

↑臨時ニュースの小山光子先生(北澤知奈美)と真面目一直線、杉野景子先生(黒河内雅子)。実は、仲良しなのかもしれません。

そして、校長先生(津田恵一)は…
校長の休み時間

休憩中でした。

  * * *

『銃口』班は高崎での公演を終え、本日銚子に旅立ちます。
明日は公演の前に太鼓の演奏があるとか…
ちょっと楽しみです。

■11月10日 山本響子■

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Author:前進座だより
劇団員が書き綴る、前進座公式ブログです。

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