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『五重塔』旅だより

本物の棟梁

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8月2日、となみ演劇鑑賞会主催の砺波公演。

珍しい会員さんがいらっしゃいました。

白井宏さん。この方地元で活躍されている宮大工さんで、なんと実際に五重塔を建てたことのあるとの事。

今回の『五重塔』のポスターを街で見かけて、是非にと入会を申し出たという話です。
この日、白石さんは五重塔を立てたときの図面までもってきてくださり、いろいろと説明してくれました。
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(熱心に説明してくださる白井さん※右より二人目)

芝居の『五重塔』ではのっそり十兵衛は源太親方が差し出した下絵図を突っ返してしまいますが、出演俳優は(特に大工役)は興味津々。
芝居の『五重塔』と同じく真柱が浮いた構造になっていると聞くと、昔から脈々と受け継がれてきた技術の素晴らしさに一同驚きの声を上げました。
と同時に、本物の大工の前で大工を演じるという緊張が一同の身を震わせるのでした。
上滝啓太郎:記
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『五重塔』旅だより

五重塔を建てる男たち その3


『五重塔』の中で実際に大工仕事をしている大工の紹介します。
今回はホゾ穴掘り担当
です。
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皆さま、こんにちは~ !!
生島喜五郎です。
今、『五重塔』の大工役で巡業中です。
今年の夏は本当に暑いですねぇ。
皆さま、体調などこわしてませんか!?
熱中症などに気をつけて下さいね。
僕らも搬入・搬出のときは、汗だくでトラックの荷物を積んだり降ろしたりしてます。
トラックの荷積み…
 汗だくといえば、このお芝居の中に、二幕の初めに、五重塔を作る作事をしている場面があります。
そこでは、大工研修をきっちりやり、本当に作事をしてるんです。
これがまた、汗たらたらのダクダクで・・・(汗
 その場面で、僕はほぞ穴を作っています。
道具はのみをもって、木槌でトントン叩いて穴をあけています。
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 作業としては単純なんですが、慣れるまでは手を叩いたり、のみがぬけなくなったりなどなど・・、冷や汗たらたらもんで (ッ汗
 お芝居の方は、おかげ様で鑑賞会の方々にとても喜んでもらっています。
カーテンコールでは熱いあつーい拍手でいっぱいです。
この公演も残す所あとわずか、この熱~い芝居をお届けします!!
生島喜五郎 :記
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『五重塔』旅だより

五重塔を建てる男たち その2

『五重塔』の中で実際に大工仕事をしている大工の紹介します。
今回は蛙股(かえるまた)製作班です。
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蛙股とは社寺建築で、梁(はり)や桁(けた)の上に置かれる、輪郭が山形をした部材の事です。蛙がまたを広げたような形からこの名前がつきました。
『五重塔』では2人の大工が蛙股に彫刻を施しています。


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かわいい大工、金太です(笑)
今回の写真は作事場風景ですが、これ、本物なんですよ!
鑿もいろんな種類が入ってます(未だ全種類活用できていませんが。。。)。
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正直取り扱いには今でも緊張してます。。。

でも今回彫っている蛙又、頑張って彫ってはいるんですが、これがなかなか進まない!
金太はすぐお茶を取りにいってしまうので、本番中は全然彫れないんです(笑)。
なので、中国コースで一緒に彫り始めたはずの半助さんの蛙又とは、進み方も美しさも雲泥の差。。。
でも、なんだか本当に金太と半助さんの仕事みたいで、実は気に入ってたりします(ほんとか!?)。 


金太役・本村 祐樹:記


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 五重塔建築現場では、鉋、臍穴掘りを履歴して、半助役では蛙又。
昨夏の中国地方から始めて、一年振りに雲龍の姿を掘り続けております。
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細かい箇所に差し掛かって、ついつい芝居より龍の細工にウェイトが傾いてしまうこの頃です。


渡り大工・半助 松涛喜八郎:記
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『五重塔』旅だより

見えないコダワリ

現在中部・北陸地方巡演中の『五重塔』では大工道具や草履など沢山の小道具が使われています。

この小道具は劇団の持ち物ではありません。
専門の小道具屋さんからお借りして使っています。

さて、今回ご紹介するのがコチラ!

 

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こんにゃく、ねぎ、豆腐などが入った煮物。もちろん作り物です。
いや~、おいしそうです。
これがコダワリの一品です。

これは劇中で大工の鉄五郎が棟梁の十兵衛の家に持ってくるものなのですが、

実はコレ、舞台上では上に手拭いがかけてあって客席からは中を絶対に見ることが出来ません


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全ては“役者が気持ちよく舞台に立てるように”との小道具さんの気配りなのです。

このような小さなコダワリで舞台は出来上がっていくのですね。



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『五重塔』旅だより

舞台『五重塔』建てる男(女)たち
『五重塔』は塔の建立をめぐる二人の棟梁の物語です。
今回はお芝居を上演する上で棟梁ともいえる役割の人、舞台監督とそれを助ける舞監助手の紹介です。

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真ん中が舞台『五重塔』の棟梁、舞台監督の枦川孝一。
右が舞監助手の木南正裕、左が新人舞監助手の横山あさひ。

舞台監督は荷物の搬入から大道具の立て込み、舞台転換の指揮等々、お芝居の幕を開けて、無事に幕を閉じるというとても重要な役職です。
黒い服にも理由があって、暗転中の舞台転換などで目立たないため。
ちなみに右側の木南君が羽織っていくのは黒衣。
本番直前のため帯は締めていませんが、歌舞伎で見かけるクロコのようなものです。

棟梁=舞台監督 枦川孝一のコメント
「心意気と熱気で舞台に立派な五重塔を建てたいと思います。」

舞監助手 木南正裕のコメント
「舞台の上に五重塔を建てるのって大変なんです。でも、どんな劇場でもがんばって建てますよ!」

新人 横山あさひのコメント
「新人ですが地道にがんばりたいと思います!!」

客席からは見えませんが彼らのおかげで舞台は成り立っているのです。


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『五重塔』旅だより

五重塔を建てる男たち
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『五重塔』二幕目の作事場に登場する大工たちです。

※上段右から下段へ
仙之助(ほぞ穴掘り)=生島喜五郎
鉄五郎(チョウナ掛け)=益城宏
政吉(カンナ掛け)=又野佐紋
半助(蟇股彫り)=松涛喜八郎
金太(蟇股彫り)=本村祐樹
大工(材木運び)=石田聡
清吉(木割り)=中嶋宏幸

このほかにも大工や鳶が多数登場。
舞台上で本物の材木に本物の大工道具を使い作事を行います。
実際の大工さんに教わった見事な(?)腕前は大きな見所です。


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『五重塔』旅だより

『五重塔』開始!
近頃話題の“東京スカイツリー”。
映画『ALLWAYS 三丁目の夕日』の東京タワーのように、
出来かけのタワーを見上げながら「まだかまだか」と完成を待ち望む光景が日常化してきましたね。
完成すると高さ637m、世界一の高さの電波搭になるのですが、
スカイツリーには江戸時代に建てられた五重塔に使われた耐震構造を取り入れているそうです。

東京スカイツリー
さて、その五重塔の新しい耐震構造の工夫も含めて、
大工たちが意地と誇りをかけて塔を造り上げる物語、
幸田露伴=原作『五重塔』中部・北陸巡演が始まりました。


『五重塔』公演日程
7月13日    岡崎
  14・15日 名古屋
  16日    伊勢
  17日    津
  19・20日 豊橋
  21・22日 岐阜
  23日    四日市
  24日    江南
  26・27日 富山
  28・29日 高岡
  30日    金沢
8月 1日    松任
   2日    砺波
   3日    魚津
   5日    幸田
   6日    稲沢


あなたの街にも五重塔を建てに行きます。
お楽しみに!


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『五重塔』だより

 命日
               谷中五重塔の水煙焼け残った棟札


 
 幸田露伴翁が朝夕眺めつつ筆を執った谷中の五重塔は、53年前の今日炎上した。
維新戦争にも天災にもびくともしなかった166歳の塔を焼いたのは50代の男と20代の女。
不倫関係の清算心中だった。

五年前、現メンバーでの再演を前に、谷中霊園に残る礎石を尋ねた。

再建運動は続いているが、今、塔を偲ぶよすがは、この礎石と露伴翁の小説のみ。
塔に関わった人々の心を追って今日も稽古が続きます。


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『五重塔』だより

        手づくり
      故松田益平による五重塔雛型:今回も活躍します             
 再び稽古場に槌の音。

 中部北陸の市民劇場さんにお迎え頂く『五重塔』の稽古が始まりました。
東京と関東、京都南座、昨年の中国ブロックの市民劇場さんと続いて、
このメンバーでは四度目の上演です。
 
 職人の世界は、一見 現代とは縁遠いようにも思えますが、
                 ハヤブサ <br />(?)
宇宙に飛び出す精密機械部品のわずかな誤差を判別するのも熟練した人の手のひら。
そして、芝居も“手づくり”。

 中部北陸ブロックには20数年前にも『五重塔』がお邪魔しています。
    先代たちの五重塔色紙切られお富も25年前に例会で迎えて頂きました
各地の例会場に展示される色紙群に
市民劇場、鑑賞会さんと前進座との歴史が刻まれています。
前回の五重塔色紙
 7、8月の『五重塔』、ご一緒に素敵な塔を建てられるよう
“手づくり”の稽古が続きます。  

◆松涛喜八郎:記◆
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『五重塔』旅だより

巡演 番外編
蒸し暑い日々が続いております今日この頃、
皆様方には如何お過ごしでしょうか。
石田 聡です。


今回、五重塔班での中国地方巡演の折、
倉敷市は芸文館におきまして、
高校生以下小学生迄の皆さんを対象としたワークショップを開催致しました。

まだまだ至らぬ身の上で在りながら、若い人達に歌舞伎と劇団前進座について御紹介。
顔から火が出る思いでした。
イヤ、ほんとに。


メニューと致しましては、準備体操、発声練習、からいきなり木遣りを何度もこなし、
そのそれぞれに俳優としてのからだを維持していく準備や説明をし、
更には歌舞伎の歴史を簡単にお話しし、
挙句の果てに歌舞伎風の台詞回しの演技指導及び発表までを、2時間!で行うと云う詰め込みっぷり。
始めは気恥かしそうにしていた生徒の皆さんも体が解れてくると、演技を愉しむ様になり、
盛況のうちに幕を閉じる事が出来ました。


教える仕事ってホントに大変だなーと思うと同時に、ついて来てくれた参加者の皆さんに感謝。
教えることは学ぶこと、などと云いますが、全くその通り。
伝えるために確信を持つ責任を教わりました。
有り難うございました。


◆石田聡:記◆
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『五重塔』旅だより

皆さまお久しぶりです!
本村祐樹です♪
去年の『銃口』以来、2度目の中国ブロックの
市民劇場、演劇観賞会コースです。

今回は
【源太】親方にお世話になっている
がんばり屋だけどおっちょこちょい(!?)な
【金太】役で出演しています。

実はこの金太という役は、
源太親方である藤川矢之輔も演じられた役で、
稽古場で矢之輔に、「出世役」だよと告げられた日の事は今でも忘れません(笑)

でも今はそういったことは気負わず、
自分ができる精一杯で【金太】にチャレンジしていきます。

どうか暖かく見守っていただければと思います。。。


☆本村祐樹:記☆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『五重塔』旅だより

五重塔いよいよスタート!
さぁ、7月7日(七夕!)から8月2日まで『五重塔』演劇鑑賞会中国ブロック巡演がスタートします。

さて、それに先駆けまして初日の会場になります岡山から嬉しいニュースが入ってまいりました。
嬉しいニュース!
岡山市民劇場会員数、サークル数共にクリア!!
おめでとうございます!
『五重塔』とってもさい先の良いスタートとなりました。


岡山をかわきりに
児島、西大寺、倉敷、福山、尾道、広島、出雲、米子、松江、鳥取、呉、周南
と27日間、24ステージ、合計で24棟の五重塔を建てに行きます。
中国ブロックの皆さん、お楽しみに!!


◆上滝啓太郎:記◆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

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Author:前進座だより
劇団員が書き綴る、前進座公式ブログです。

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