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『髪飾』旅だより

『髪飾不思議仕掛』
   佐賀子ども劇場公演

皆さんこんにちは、竹下雅臣です。
私は今回、女形で出演しております。
『歌舞伎の楽しさ』では、女形の舞踊『近江のお兼』。
『髪飾』では“弥々姫”の二役です。
自分の力不足を感じる毎日ですが、
一日一日を精一杯頑張り、日々精進していきたいと思います。

さて、今回は佐賀子ども劇場さんでの公演です。
実はこの『髪飾不思議仕掛』が佐賀子ども劇場さん40周年記念の例会なんです。
記念の年という事もあり、
劇場さんのパワーがすごいんです!
福岡から佐賀に電車で移動して来て、
改札の前で皆さんのお迎えがあったのですが、
劇団一同ビックリ!
熱烈な歓迎にビックリ!
大きな幕に拍子木で「前進座の皆さんの御成~り~」の大合唱!
佐賀駅にいる人、みんな注目していました。
役者の私も照れてしまうような大歓迎でしたが、
皆さんの熱い想いを感じる瞬間でした。

歌舞伎が始まると子どもさん達は沢山笑って、集中してお芝居を観てくれます。
その雰囲気が舞台上の役者を興奮させて生き生きとした舞台になっていると思います。
今回の歌舞伎公演を、大変な準備をしてよんでくださった子ども劇場さんに、感謝感謝の毎日です。
本当にありがとうございます。
私達に出来る事は、120%の力で精一杯舞台に立つ事だと思います。
その姿が、客席に座る子ども達に伝わり、
何か少しでも感じるものがあれば、これほど幸せな事はありません。

と言いながら子どもさん達の反応に教えられているのは私で勉強の毎日です。
まだまだ成長出来るよう、
千穐楽まで公演、頑張りたいと思います。

おしまいに、
佐賀子ども劇場さん、
改めまして40周年おめでとうございます!!

竹下雅臣 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』旅だより

子ども劇場初の博多座公演
『髪飾不思議仕掛』も福岡で折り返しを迎えました。
場所はなんと博多座です。
福岡子ども劇場45周年!
そして前進座の80周年も併せ、
子ども劇場初の博多座公演を実現して下さったのです。
しかも昼夜二回!
更にこの日は、
ソフトバンクホークスの優勝パレードがあったにも関わらず
(私も博多座の目の前を通った時見に行ってしまいました)
あの広い博多座の客席が、昼は満員札止め、
夜もほぼ満席の状態という凄さでした。
子ども劇場さんのこの例会にかける思いが大変に伝わってくる公演でした。
また皆さん博多座ということで色々下準備をなされていたんでしょうが、
ロビーも活気があり楽屋裏の事搬入から搬出までとてもスムーズに終わりました。
博多座のスタッフの方々も色々協力して下さいまして、
仕込み等も大変助かりました。
ありがとうございました。
ロビーでの準備風景

私は博多座は『土蜘蛛退治』『法然と親鸞』以来三度目の出演になりますが、
やはり歌舞伎での出演は良いものです。
花道も長いのがちゃんと有りますし。
今回私は、
『歌舞伎の楽しさ』では柳生さんと“だんまり”という立ち廻りをやっており、
立ち廻りの後、花道を引っ込むんですが、
やはりなかなか良いもんですね~。
今回観た子どもたちはじめ観客の皆様は、歌舞伎の醍醐味を感じて頂けたんじゃないでしょうか?
子どもたちは、
『歌舞伎の楽しさ』はおおはしゃぎ、
『髪飾~』は驚くような集中力で観ていました。
スケジュールとしてはちょうど大変さのピークの時だったのですが、
そんなことは忘れさせられる福岡公演でした。

こうやって各地を回らせていただいて、
子どもたちに歌舞伎を届ける仕事の意義を感じつつ、
毎日の公演をやらせていただいてます。
これから伺う各地の皆さん、
楽しみにしていて下さい!

亀井栄克 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』旅だより

12月10日(土)
筑紫野のは久しぶりの2回公演。
しかも、昼夜の間がかなり短い!
こりゃ大変だという事で、早速搬入したいのですが、
会館の使用時間帯は9時からなので、
しばし待たされ、やっと搬入。
お母さん方・お父さん方が、一生懸命手伝ってくださいました。
搬入中

筑紫野は、
6つの子ども劇場さんが力を合わせ、
この公演に取り組んで下さっていました!
搬入が終わると表の準備。
忙しい中にも、こんな素敵な飾り付けをしてくださいました。
初めて歌舞伎を観る人達がたくさんいるとの事で、
ロビーからの雰囲気作り!
ありがたいですね~!
感謝です。
着物も飾り付け
そして子ども達の為には、こんな可愛いお姫様と悪役が!
私も顔を出して見したが、
残念ながら目しか出せませんでした…。
かなり濃いなぁ…!
顔くり抜きパネル

          顔出してみましたが…

さて、本番。
もちろん期待に答える為に、一生懸命やらせていただきました!
私は『歌舞伎の楽しさ』で、解説をしているのですが、
子ども達が思わぬ所で反応するから面白いですよぉ。
毎日、毎回、新鮮な驚きを、楽しみを、子ども達からもらってます!!
これは開演前の舞台で、
肩を組んで気合いを入れる、泥棒とガマガエル。
あ、もちろんこんな場面はありませんよ。
泥棒と蝦蟇(ガマ)、実は仲良し…?

『髪飾不思議仕掛』も、もちろん大盛り上がり。
子ども達の集中力ってホントにスゴイと、
感性で芝居を観てるって、こういう事なんだと、
今更ながら驚きます。
お終いの立ち回りで身を乗り出して観ている姿には、感動してしまいます!
ホントにありがとう!!

無事に2回公演が終わると、
待っているのは怒涛の搬出。
しかも、22時完全撤去だと…。
でも、間に合いましたよぉ。
またもや、お母さん・お父さん、
そして観てくれた学生さんも手伝ってくれて、
一気に片付けました!!!

これは、
タクシーを待つ私たちを見送るお母さん達の図。
お見送り、ありがとうございます!
そうなんです、この後、実は博多のホテルに泊まったのです。

つまりこの日は、
大牟田から移動して、
筑紫野で2回公演をし、
さらに博多に移動して泊まるという、
フルコールでした。
今度は、筑紫野に泊まりたいですね~。
温泉もあるみたいだし…。
みなさま、ホントにお疲れ様でした!!!
そして、ありがとうございした!!!

中嶋宏幸 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』旅だより

清水の舞台から飛び降りた!?
「私たちが歌舞伎に取り組もうと決めたのは
本当に本当に大きな決断でした。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で頑張ってきました」

12月9日、大牟田子ども劇場の公演。
開演前の顔合わせの時の“歌舞伎プロジェクトチーム長”の松浦さんのご挨拶です。
開演前の顔合わせ
「必死で頑張った結果、
新会員32名をふくむ新しい200名の方々が
芝居を観てくださることになりました」
大牟田駅に降り立った時の超ド派手な歓迎も凄かったです。
熱烈な歓迎ぶり!
手作りの小夜食、
美味し~い小夜食
とっても美味しくて、お腹も心も満たされました。
子ども劇場の皆さんのまさに"命がけ"の取り組みを実感して、
私たちも身が引き締まる思いでした。

「よし。我々も清水の舞台で歌舞伎をするつもりでやるぞ!」
公演は600名を越す大盛況。
子どもたちの笑いに勇気づけられました。
拍手の多さにも感激。
私たちはとても大切な仕事をしているのだと、
改めて心に刻みました。

カーテンコールで頂いた《髪飾3D額縁!》は、私たちの宝物です。
大牟田の皆さん。
本当にありがとうございました。

柳生啓介 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』旅だより

床山の成田さん
12月8日(水)は博多駅から新幹線(38分で自由席利用)で移動して熊本公演です。
私は前々日、鹿児島から博多に着いたとき、
博多駅がすっかりオシャレな駅ビルに変わっていてびっくり。
駅ビルに入っていた地元岩田屋デパートが、阪急デパートに変わり完全リニューアル。
私は改札を出て迷子になるほど、構内が分からなくなってしまいました。
外に出て街中がクリスマスソングに溢れ、
駅前のイルミネーションがとてもきれいなので、
イルミネーションがきれいな夜の博多駅
夜の博多駅1枚写メしてみました。
(ウキウキ心騒ぐのは私だけでないでしょう)

さて、
今回の『髪飾不思議仕掛』の床山さん「成田光徳」さんをちょいとご紹介。
駅での1枚。
床山の成田光徳さん
とてもダンディでオシャレな小父様です。
実は成田さん以前前進座座員として足掛け7年在籍されていた方なんですよ。
50周年の歌舞伎座公演を最後に歌舞伎界に移られた床山さんなんです。
30年前といえば当時私は研究生で、
『柳橋物語』巡演ではトラックの荷台の上が私、
搬出されてくる箱物を床山の成田さんが下で仕分けをし、
2人コンビで荷積みをしていた仲なんです。
ですから私の座暦以上の人には成田さんとの思い出がたくさんあると思います。

11日の『髪飾』博多座公演日はちょうど日曜日。
実は昨夜も、
毎年幾度も歌舞伎や商業演劇で「博多座」公演に床山として来ている成田さんが、
いつも顔を出す楽屋近くの名物「屋台」が、日曜定休だから今から一緒に行こうと、
小雨の中をいざタクシーで宿を出発。
前進座の仕事で来て当日顔を出せないからよろしくと屋台の大将に私を紹介。
この店一押しの餃子と焼酎を二人楽しみながら、
話は今回のお芝居の事から、
30年間歌舞伎や商業演劇の世界にいて、歌舞伎界の時代の波や商業演劇の実情、
そして前進座OBとして劇団の現状の心配や期待などなど、
心地良く酔いながら話題は尽きなく盛り上がりました。
いまでも仲間だな……と実感した楽しい一時でした。

そんな成田さん、やはり“子ども劇場”の主催公演というのは初めての経験。
駅でお母さん方の手づくりプラカードを持っての熱烈歓迎や、
普段ならタクシー利用のところを会員のお母さんの車で送り迎え、
経費の倹約・節約という事情に「なるほど・なるほど」。
そして楽屋にご用意して頂くお母さんたち手作りの小夜食に
「いつもの巡業となると弁当ばかり、それも揚げ物が中心でとても胃がつらいのだけれど、暖かな汁物もあり家庭的でとても美味しくものをいただけるのがうれしいね」と。
何よりも「子どもたちに歌舞伎を観てもらうなんて良いことだねぇ」。
今回の巡演に特段の理解を頂いております。

少ない人数でたくさんの感動を届ける今回の企画、
そこには優れた技術を持つ職人さんたちの応援無しには成立しません。
誠に感謝・感謝・感謝です。
熊本の楽屋にて「弥々姫」の長い髪の鬘を撫で付け、お仕事中の成田さん。
弥々姫の髪のお仕事中
松浦豊和 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』旅だより

12月7日
『髪飾不思議仕掛』は、
福岡県古賀市で、県下7カ所の初日を迎えました。
外には大きなオリジナルたれ幕

ロビーには、歓迎会にあったポスターの他にも、傑作のポスターが!

45年前、子ども劇場発祥の地、福岡県。
なにか、特別な威圧感でもあるかなと思いながら、楽屋入りしました。
しかし、そこにいらっしゃったお母さんたちは、
とてもとても新鮮。
そして、
子どもたちは、ものすごいと思える程の興味心で観ているのです。
感激です。

しかし、自分の今の出来上がり方をみれば、
まだまだ子どもたちの高まりまで届いていない様に思いました。
努力したつもりでしたが、まだまだです。
さあ これからです。
子どもたちよ、
いっぱいいっぱい反応をください。
お願いします。
事前お遊び会では、子ども達が思い思いの隈取りをして、手作り鬘で、歌舞伎役者に変身

益城宏 記
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『髪飾』旅だより

「創作歌舞伎を、ご一緒に創って、
      美味しいお酒を飲みましょう~!!」

そんなことを言ったかなぁ?

そういえば言いました。
前進座の創立80周年の年は、福岡に子ども劇場が誕生して45年めの節目の年。
二つの記念が重なる年に、新しい創作歌舞伎を創りましょう。
そう言い始めて数年。
ようやく実現の日を迎えました。

『髪飾不思議仕掛』は、子ども劇場さんとの共同企画で誕生した作品です。
私の無謀とも思える申し入れを、
皆さんは、
実に真面目に根気よく受け止めて下さって、今日という日が来ました。
この間の皆さんの努力は、計り知れません。
本当に感謝申し上げます。

でも、前進座も頑張りましたよ~!
きっと皆さんにご満足いただける作品に仕上がったと思います。

昨日は、盛大な歓迎昼食会を開いていただきました。
各劇場のそれぞれの取り組みの様子の発表もあって、皆さんの熱~い思いが、ヒシヒシと伝わってきました。
子ども達との出会いが本当に楽しみです。
プロ級の手作りポスターでお出迎え

    法被も、もちろん手作りです

隈取りのお面をつけて、自己紹介

   歓迎会で挨拶する作家・大坂屋八甫、 実は、藤川矢之輔
「歌舞伎を!生の舞台を!たくさんたくさん観て下さいね!」
カーテンコールで、矢之輔さんが挨拶するのですが、
この芝居をきっかけに歌舞伎好き、
芝居好きになる子ども達が、
一人でも増えることを心から願っています。

横澤 寛美 記

(注釈)
私、横澤寛美は、今回、企画仕掛人として、制作代行をかねて公演班に同行しています。
でも、実際は、衣装、舞台助手など、なんでも屋の雑用係で飛び回っています。
何せ、最少人数のスタッフ構成なので、ひとりが裏方何役もこなしています。
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『髪飾』旅だより

初乗り九州新幹線
鹿児島二日間の公演、
ご当地の主催者さんはもとより、
福岡・熊本はじめ九州各地から下見に来られた方々にも、
大変喜んでいただいたと思います。
その中でも、子どもさんの目線に立ったご指摘をいただき、
同行している演出の鈴木龍男さんから細かい注文が出され、
日々進化している『髪飾不思議仕掛』です。

12月6日は移動日、
班のメンバーのほとんどが九州新幹線初体験、
鹿児島から福岡・博多までの旅を満喫?しています。
新幹線さくらの、通路二人掛けずつのゆったりした車内
私は三日前に京都の仕事を終えて鹿児島入りした折りが新幹線「みずほ」でしたが、
夜だったので、外がトンネルなのか防音壁なのかわからず、まるで地下鉄状態でした。
今はまだ午前中、
車窓の景色も楽しめますが、それでも八代まではトンネルが多い。
あまり有明の海が見えないのが残念です。
それにしても、鹿児島~博多が日帰り当然の時代、
芝居も、心地よいテンポとリズムが、求められますね。

(矢之輔 記) ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』旅だより

鹿児島二日目
これまで、写真のアップもできない、アップアップの状態でしたが、
ようやく手配りができました。

これは、長野のカーテンコールで子どもたちからもらった、信州名物のりんご。
鹿児島でむいたら、蜜がたっぷり入っていました。
あま~いりんごでした
また、長野の楽屋の化粧前には、
高見盛でおなじみの永谷園のお茶漬け海苔をアレンジして、
下の写真のような飾りが置いてありました。
皆さんの歓迎のお気持ちが痛いほどわかります。
前進座お茶漬け!?

ここ鹿児島は二日目の公演が夜一回、
昼間は舞台を使って演出家の駄目をこなす稽古や、
細かく点検する時間が取れました。
稽古が終わって、開演三時間前には、
またまた大量の小夜食をいただき、
一同張り切って夜の公演。

これからは、わが『髪飾不思議仕掛』班のオールスターが、
日替わりで皆さんに、旅の便りをお届けいたします。
どうぞお楽しみに。
そして九州と山口の子ども劇場の皆さん、
ブログよりも、舞台をお楽しみに、
心待ちにしていてください。

(矢之輔 記)
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『髪飾』旅だより

九州の初日
今日12月4日は鹿児島の一日目、
朝早くから仕込んでの2回公演、
会場は与次郎浜の市民文化ホールで、
背後に雄大な桜島が見えます。
鹿児島市民文化ホール近くの与次郎浜から見た桜島
この鹿児島市子ども劇場連絡会さんは、『髪飾不思議仕掛』のTシャツを作られました。
赤・黒・紫の三色、字は金です。
事前学習会で鹿児島へ行った中嶋だけがもらったTシャツ
Tシャツの文字拡大

昼の開演前には、薩摩名物の鶏飯(けいはん)が差し入れされました。
ご飯に細かくさばいた鶏肉や錦糸卵、椎茸や漬物をのせ、
海苔やねぎを薬味に、
鶏で取った出し汁をかけて食べる、なかなか手の込んだもので、
この手作り感の良さは芝居を創るのと同じだと思いました。
右上は見本です。
鹿児島名物 鶏飯
昼と夜の間にも、小夜食をいただきました。
至れり尽くせりでのご歓迎、ほんとうにありがとうございました。
事前に隈取りをして盛り上がったようで、
その時の皆さんの写真が届き次第、全世界に配信するつもりです。

(矢之輔 記)
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『髪飾』旅だより

道中日です。
12月2日は長野から一旦帰京、すぐさまお稽古です。
初日が終わって、演出家から「駄目出し」がありました。
お客様、
特に子どもさんたちに助けられて、
とっても喜んでいただいた手応えがありましたので、
さらにそれを定着させて、という意図で、
駄目出しを受けた部分のお稽古です。

前進座劇場の舞台を借りて、所作舞台や花道、屋台も飾っての本格的な稽古、
これができる劇団は、そうそうないでしょう。
さらにグレードアップして、
本日3日、鹿児島に乗り込みました。
これからは九州各地の巡演、
山口の千穐楽まで張り切って勤めます。
みなさま、よろしくお願いいたします。

なお、写真も掲載したいのですが、間に合いません。
そのうち。
それまではしばらくご勘弁ください。
また、出演者からも投稿してもらう予定です。
お楽しみに。

(矢之輔 記) ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』旅だより

巡演初日は長野
長野で『髪飾不思議仕掛』の初日が開きました。
長野中部と信州中野の子ども劇場さん、
初日の舞台を飾ってくださいまして、ありがとうございました。

『歌舞伎の楽しさ』は、こどもたちの反応に、おおいに助けられました。
「そんなに楽しい?」って聞きたくなるくらい、楽屋モニターからも伝わってきました。
『髪飾不思議仕掛』の方は、
直接の反応は少ないですが、一心に観てくださるのが良くわかります。
何か変化があるたびに、「興味」という視線が飛んでくるのが、手に取るようにわかります。
30年前、翫右衛門さんがカーテンコールで興奮したのが、この「目」なんですね。
まったくの初日で、まだまだ未完成なのに、熱心に観てくださるこどもたちに、
これから先の九州で、もっともっといい芝居にしよう、という気にさせられました。

でも長野の皆さん、ご安心ください。
今日のこの初日は、一回しかないのです。
初日は我々にとってもまた格別。
一期一会、素晴らしい初日を、ありがとうございました。
終演後の、係りのこどもさん、
「いいお芝居をもっと観たくなりましたから、前進座さん、またいらしてください。」
という陰アナウンス、本当に嬉しかった。
大人を泣かしちゃ、いけませんよ。

(矢之輔:記) ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『髪飾』だより

舞台稽古
いよいよ
『歌舞伎の楽しさ』と『髪飾不思議仕掛』の舞台稽古です。
3年の間、
ああでもないこうでもないと、
あっちへ行ったりこっちへ行ったり、
多くのスタッフのご協力を得ながら準備を重ねてきた芝居が、
はじめて形となって現れるのです。

まずは座内の評判が気になるところですが、
私(大坂屋八甫)、作者としては、
かなり前評判がいいように感じています。
あとは私(藤川矢之輔)、役者として、
いい仕上がりになるよう祈るだけです。

でも、出演者一同、大いに張り切って勤めています。
どうぞ皆様お楽しみに。
日頃のご贔屓のご余慶を持ちまして、
鷹揚にご見物のほど、請い願い上げ奉ります。


大坂屋八甫・藤川矢之輔:記

『歌舞伎の楽しさ』から お侍の立回り

『歌舞伎の楽しさ』より 『近江のお兼』

『髪飾不思議仕掛』より

『髪飾不思議仕掛』より

※舞台写真撮影:小林万里※ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

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Author:前進座だより
劇団員が書き綴る、前進座公式ブログです。

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