Entries
『髪飾』公演だより
新年明けましておめでとうございます。
日頃、前進座を応援してくださる皆様には、
本年も暖かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。
さて、2012年最初の公演は『髪飾不思議仕掛』でした。
前進座劇場での公演は、あっという間の5日間でしたが、
無事、千穐楽を迎えることができました。
この『髪飾不思議仕掛』は、俳優、スタッフ一丸となって取り組んでいる作品ですので、
年の始めにこういった作品に携われてとても良かったなと思います。
なにより、親子連れ立ってお芝居を観に来てくださった方が大勢いらっしゃったことは、
今後の励みになりましたし、
とても嬉しい気持ちにさせて頂きました。
なんだか今年は良い一年になるような気がします(笑)。
ところで、私は、
この作品で初めて狂言方という仕事に挑戦しています。
一体どんな仕事かといいますと……、
歌舞伎には欠かせない“柝”を打っているのです!
幕開きや幕切れにチョンチョン・・・と鳴らしていたのが自分なんですが(・_・;
こんなに緊張したのは、いつぶりでしょうか。
いつも手を震わせて、脇に変な汗をかきながら打っていました。
柝の音には、
舞台の転換や音楽のかかるタイミングを報せたりする、という役目があります。
柝の音一つでいろいろなことが進行していく歌舞伎にとって、
柝はとても大事な役割を担っています。
裏を返せば柝の音一つで、
そんなにも、いろいろなことを進行できる歌舞伎って、
やっぱりすごい芝居だな、ということです。
そして柝の音は、
お客様が一番最初とおしまいに聞く音でもあります。
絶対に変な音は出せない!
そのプレッシャーは半端じゃありません。
毎日、毎回、「柝」の休まることはありません(笑)。
そんな緊張と重圧にめげず!
『髪飾不思議仕掛』はまだ巡演が続いてまいります。
これからご覧になられる巡演先の皆様のご期待に応えられるよう、
日々進化していく芝居を楽しみに待っていてください。
文芸演出部 木南正裕:記
日頃、前進座を応援してくださる皆様には、
本年も暖かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。
さて、2012年最初の公演は『髪飾不思議仕掛』でした。
前進座劇場での公演は、あっという間の5日間でしたが、
無事、千穐楽を迎えることができました。
この『髪飾不思議仕掛』は、俳優、スタッフ一丸となって取り組んでいる作品ですので、
年の始めにこういった作品に携われてとても良かったなと思います。
なにより、親子連れ立ってお芝居を観に来てくださった方が大勢いらっしゃったことは、
今後の励みになりましたし、
とても嬉しい気持ちにさせて頂きました。
なんだか今年は良い一年になるような気がします(笑)。
ところで、私は、
この作品で初めて狂言方という仕事に挑戦しています。
一体どんな仕事かといいますと……、
歌舞伎には欠かせない“柝”を打っているのです!
幕開きや幕切れにチョンチョン・・・と鳴らしていたのが自分なんですが(・_・;
こんなに緊張したのは、いつぶりでしょうか。
いつも手を震わせて、脇に変な汗をかきながら打っていました。
柝の音には、
舞台の転換や音楽のかかるタイミングを報せたりする、という役目があります。
柝の音一つでいろいろなことが進行していく歌舞伎にとって、
柝はとても大事な役割を担っています。
裏を返せば柝の音一つで、
そんなにも、いろいろなことを進行できる歌舞伎って、
やっぱりすごい芝居だな、ということです。
そして柝の音は、
お客様が一番最初とおしまいに聞く音でもあります。
絶対に変な音は出せない!
そのプレッシャーは半端じゃありません。
毎日、毎回、「柝」の休まることはありません(笑)。
そんな緊張と重圧にめげず!
『髪飾不思議仕掛』はまだ巡演が続いてまいります。
これからご覧になられる巡演先の皆様のご期待に応えられるよう、
日々進化していく芝居を楽しみに待っていてください。
文芸演出部 木南正裕:記
- 関連記事
- カテゴリ : 髪飾不思議仕掛/歌舞伎の楽しさ
- 2012-01-10
- コメント : 0
- トラックバック : -