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『くず~い』旅だより

大震災の爪あと

16日(土)は南会津町~いわき市への久しぶりの移動日です。
そのままにいわき市の宿に直行すれば3時間あまりの距離。
しかし、こんな機会はめったに無いからと、
巡演出発前から、
地元いわき市出身の横澤さんのセッティングにより、
津波の被害地と、原発事故での放射能の影響が烈しい海沿いの通りを移動バスで回り、
夕方過ぎに宿到着にする事になっていました。

朝から時雨れる空模様ですが、
一路バスに揺られ「いわき市」に入りますと、
いつもいつも劇団がお世話になっている前進座友の会の藤堂さんが出迎えてくださっていました。
なんと、震災時には地元消防団員として救援活動に関わった方なのです。

久之浜に立つ

久之浜地区

バスを降りたのは、
地震・津波・そして火災が発生、町は炎に包まれ60人を超す方々が犠牲となられた久之浜地区でした。
私は目の前に広がる家の土台だけが残る惨状に言葉なく、
当時の報道写真を見ながら、藤堂さんの現実の話に耳を傾け、言葉がありません。

また、
原発事故後の東電の前線基地として現在も使われている、広大な「jビレッチ」にも寄りました。
近づくと、警察の[警戒地域立ち入り禁止」の警告板が行く手を阻み、警察官の指示にバスはUターン。

警戒区域

しかし、諦めずに往ける所までと道を変えて、回り込むと、
駐車場に20台を越すであろう大型バスが止まっていました。
今も1千人を超す原発事故処理に携わる人たちが、ここから作業着に着替え現場に行くのだそうです。
作業する人たちの使命感と献身的な姿を想像してしまいましたが、
原発は本当のところ、実際はどうなっているのか・・・。
昨日見たの地元ニュースでは
「小学低学年の子どもたちに、放射能の事を分かり易く目に見える形でどのように教えるか、の授業研究発表があり、全国の教育関係者が福島に来県」
と報道されていました。
大惨事の犠牲になっている小さな子どもたち、それを思うと胸が苦しくなります。

私たちは震災の爪あとがまだまだ残る海沿いを走りました。
壊れたままの港の建物の柱に
「負けないぞ!がんばっぺ!」
「心まで汚染されないぞ!」
と書かれていたのを見て、腹の底からグーっと熱いものが湧き上がりました。
復興のスピードをもっともっと上げるべきだと今更ながら政治に怒った。
『百聞は一見にしかず』
深刻さを実感した貴重な1日となりました。

松浦豊和:記
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