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『俊寛』『一夕噺』だより

俊寛山荘跡を訪ねて…
だいぶ古い話ですが、2009年の東京公演を控え、7月末に京都南座での『法然と親鸞』公演に下見に行ってまいりました。
そして私のもう一つの目的…、それは、10月前進座劇場公演にむけて『俊寛』ゆかりの地を訪ねることでした。
あまり時間も無い中、“俊寛山荘跡”を目的地に決め、京都駅構内の観光案内所へ。ところが、案内所のおじさんいわく「山荘跡そのものは山の中で、一人では非常に危険。その手前までだって、男のボク一人で通るのも怖いくらい」とのこと。予想はしていましたが、どうやら本当の入り口までとなりそうです。
駅前からバスで東天王町まで行き、そこから“鹿ケ谷通り”をしばらく行ってから路地に入り、“哲学の道”を進みます。涼しげな水辺に、ちょっと一息。
哲学の道

しばらく行って右に折れると、霊鑑寺。その横に「此奥俊寛山荘地」の碑が…。目的地、“山荘跡”入り口到着です(もう!?)。そしてこの辺りは現在も「鹿ケ谷」の地名が残っているのです。
鹿ケ谷の辺り 山荘跡への入り口

霊鑑寺の脇の坂道を登っていくと“山荘跡”がある…。観光案内所では「じゃあ入り口までにしておきます」と言ってきましたが、まだ昼間だし明るいし普通の住宅地だし、少し登ってもみても大丈夫だよね、と勝手にうなずいて進んでみました。
坂道がそれほどきつくないと思ったのは、登り始めだけ。すぐにとんでもない角度の坂になり、しかも、「もう少し、もう少し」と進むうちにどんどん高くなっていきます。振り返ると、眼下には京の街並みが…。そして先にはうっそうとした山が待ち構えています。
京の街が眼下に…  坂の先は山の中

舗装道路が終わり、いよいよここから先は山道、というところまで突き当たりました。見ると「女性のひとり歩きはやめましょう」の看板が…。さすがにここから先へは行けません。いずれまた、一人でない時に、実際の“山荘跡”まで行ってみよう。
ここから先は危険! うっそうとした杉山

それにしても、現在はここまで舗装されているとはいえ、すでに山腹。俊寛たちが談合した当時は、もっとずっと山深く、夜は明かりも無い真っ暗闇だったはず。そんな山道を、平家打倒の談合に向かう面々の心の内はいかばかりだったか…、もしかしたら彼らにとって、当時の政情のほうがよほどの暗闇だったのか…。
そんな当時に想いを馳せながら、坂道を下り始めました。
実はものすごい急勾配←写真で見るとそれほどではありませんが、実際はすごい急勾配だったんですよ!


霊鑑寺脇まで戻ったら、残った時間で、その後観る『法然と親鸞』にゆかりの“安楽寺”と“法然院”へ(霊鑑寺のすぐ近くです)。
安楽寺 法然院の庭

“安楽寺”は普段は非公開ですので門の外から、“法然院”は中を一回り。日曜日だったため庵のひとつで、近所の子ども達を集めて遊びの会が開かれており、ビックリ!!こんな風に子ども達に開かれた寺院、私は初めてみました。なんだか心あたたまる想いで、南座に向かったのでした。

●東京営業所・K:記●

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