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『さんしょう太夫』だより

今年中に、1000回目

『さんしょう太夫』という作品は、説経節の語りが大きな役割を担っています。
語りがしっかりしていないと、この芝居は成功しません。

語りと言っても、節がついているので謡うのですが、
「ただ謡うのではなく、内容をしっかり伝えるために、語って聞かせる気持ちを強くもって」
ということで謡いではなく、「語り」と呼んでいます。

この「語り」で、『さんしょう太夫』という作品を長年支え続けてこられたのが、
武井茂先輩と、前園恵子先輩です。

今日は、武井さんにお話をうかがいました。
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芳三郎「『さんしょう太夫』について、どんな思い出がありますか?」
武 井「う~ん・・・たくさんありすぎて困っちゃうなぁ。
    なにしろ960回以上やってるからね。
    そう言えば600回記念公演はちょっと悔しかったな」
芳三郎「え、悔しいというと?」
武 井「あの頃『さんしょう太夫』は、二班に分かれて巡演をしていたんだよね。
    さんしょうA班、さんしょうB班というぐあいに。
    それで、ちょうど600回目の時は同じ日に二班とも公演があった。
    しかも開演時間も全く同じだったので、いったいどっちの班が
    600回目の公演になるんだということになった。
    ところがB班は直前になって開演が5分遅れて、
    A班は定刻で開演した。
    そのために、5分早く始まったA班が600回目、
    B班は601回目ということになっちゃった。
    で、僕はB班だったから、600回目の舞台は踏めなかった」
芳三郎「なるほど~・・・たった5分の差で600回記念公演を逃したと!!
    う~ん、それはちょっと悔しいかも・・・でも、武井さん、1000回目は・・・」
武 井「そう!!1000回記念公演は、
間違いなく勤めさせていただきますよ!!」

武井さんの目がらんらんと輝いていました。
自分が心から大事に思える芝居があるって、とっても素敵ですね。

『さんしょう太夫』班、本日965回目の公演です。

嵐芳三郎
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