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『おたふく物語』だより

秋刀魚と おたふく  
 
“目黒のさんま祭”は、
金原亭馬生師匠が洗い上げて
名高い落語に因んだお祭。
明後日で第17回目を迎えるが、
宮古から届いた秋刀魚が供される他に、
神社境内では四回にわたり
『目黒のさんま』他の寄席も開催。

世間知らずの殿さまが、
目黒に遠乗りの途中で初めて食べた
秋刀魚の味が忘れられず
御呼ばれの際にリクエストするが、
ホストは下魚である事をはばかって
油抜きしてヘロヘロの秋刀魚を供する。
見る影もない秋刀魚に、殿さまは
「サンマは目黒に限る」とノタマう。
勿論、秋刀魚は目黒ではとれない。

目黒不動尊本堂

頓珍漢なことを連発する『おたふく物語』の
ヒロイン・しずの元祖のような噺。
目黒区茶屋坂には、教育委員会が
“目黒のさんま発祥の地”史跡の説明板が建っている。

“爺が茶屋”がここにあったと云われる。
茶店の主人・彦四郎が、三代将軍家光に
“爺、爺”と可愛がられたことから、“爺が茶屋”。

末裔の家には、家光だけでなく、
吉宗ほか六代に亘る将軍家に、名物の田楽と団子を
届けた記録が残っているが、残念ながら
秋刀魚を届けた形跡はない。

おしず、おたかの主人公姉妹らが、訪れる
“爺が茶屋”の主は、津田恵一。 
“爺が茶屋”に程近い目黒不動尊は、
江戸庶民の一大行楽地。
 
江戸情緒もたっぷりと周五郎の代表作
『おたふく物語』、熟成中です。

           喜八郎☆記
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