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『俊寛』『一夕噺』だよ
一歩、そして一歩

お蔭様で前進座劇場公演の千穐楽を迎えました。
前進座劇場は満25年を越えて、26年目の第一歩を踏み出したことになります。
ここで生まれた新作は約60本。再演のものも含めて、ここで舞台稽古をして全国に飛出していった舞台は数え切れません。

全国の(海外からも)皆さまからお寄せ頂いた御浄財のお助けも頂いて、舞台設備のメンテナンス、分煙、バリアフリーの整備、身障者トイレの改善、
などなど手入れをさせて頂きました。30年、40年と、末永くいいお芝居でお迎え出来る様に。

≪今出来ることを、今出来る人が。楽屋自主メンテナンス中≫

公演中の一日、若手が日々稽古した“日課”を終演後の舞台で発表いたしました。
ここは、私達のホーム・グラウンドであり、学び舎。
劇場と共に、これからの劇団員も、半歩でも一歩でも前進を続けて行きたいと決意を新たに致しました。
吉祥寺でお目に掛かれるのは、2008年一月の『あなまどい』です。「よいお歳を、来年もよろしくお願いいたします」。

でも、『人情一夕噺』『俊寛』は、まだ五日六日の浅草公会堂が残っていますし、『銃口』『赤ひげ』『龍の子太郎』と今年の前進座のお楽しみはまだまだございます。
松涛喜八郎 記
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