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『おたふく物語』だより

本日、
ついに『おたふく』の秘密が解き明かされる!!!


大阪文楽劇場で『おたふく物語』の公演が行われておりますが、
多くのお客様のご来場によって、連日、大変にぎわっております。
いや~、やっぱり、たくさんのお客様で席が埋まり、
お芝居中に、客席から、いろんな反応が聞こえてくると
こちらも、自然と元気が湧き出てきますね~。

やはり、舞台芸術は、
「観客」という要素が入って、はじめて完成されるんだな~(^◇^)
ついでに、大阪のたこ焼きは、安くて、うまいなぁ~(^○^)

えっ、お前は何者だ、って?

あぅ、
申し遅れました、私、この度、『おたふく物語』の舞台監督を務めております、
小野 文隆と申します。
小野4
日頃、多くのお客様に、前進座のお芝居をご覧になっていただいているので、
そのお礼と感謝を込めつつ、
今日は、「舞台の裏ってどんなの?」というコンセプトで、
裏の支配人・小野が、
大阪文楽劇場の舞台裏をご紹介させていただきます。

まず、
今回の『おたふく物語』では、お家の中の場面が、3つあります。
なので、
そのうち、2つは既に組み立てて舞台の奥のほうへ置いておき、
あと1つは、
休憩時間に、
2つのうちの1つを組み立て変えて飾るのです。
屋台2台
左が「本所横網貞二郎とおしずの家」、
右が「日本橋薬研堀の神谷市兵衛の家」です。

客席から見て舞台の左を下手(しもて)といいますが、
舞台からはこんな風に見えます。
下手袖
舞台の右側、上手(かみて)はこんな感じ。
上手袖
黒い袖幕の間がお客さんに見えないように
パネルやら植木やら、いろいろ潜んでおります。
正面からだと何もないように見えますが、裏から見るととってもごちゃごちゃしてるんです。
はずかし~((+_+))

この事情をわかっていただいた皆様は、
今後、おそらく、
お芝居中に袖から、本来見えてはいけないものが見えてしまっても、
大目に見ていただけることでしょう。(たぶん)

舞台から客席はこんな感じで見えます。
客席の方から、けっこうライトがあります。
文楽劇場の客席はきれいで、しかも提灯もあって、とっても古風~~。
客席

んっ、舞台を歩いていたら、こんなものを発見しました。
何か暗号が書かれております。
ばみり
これは、通称、バミリといって、
この位置に、
大道具やら、小道具やら、役者さんが
毎回決まった位置に立ったり置けたりするための印です。
今回のバミリは、貞二郎のお家と市兵衛のお家をセットするための印です。
けっこう年季が入ってます。

こういうのも、本来お客様には見えてはいけないものなので、
こうやってまじまじと見せると、
僕は、赤面してしまいます。(ぽっ)(*^_^*)

恥ずかしくなったところで、袖の方へ身を隠しましょう。
すると、なんと、小型の宇宙ステーションを発見!!
舞監卓2
国立文楽劇場がNASAと共同開発
したわけではない、舞台監督卓です。
いわば、僕の芝居中の居所です。
ここで、
音響さん、照明さん、操作盤さん、アナウンスさんなどに合図をだしたり、
楽屋に時間を知らせたり、
お芝居のタイムを計ったり、
舞台のモニターをチェックしたり、
ロビーの状態をチェックしたり、
客席のお客さんの寝顔をチェックしたり、
します。
すごいでしょ?
なんか、舞台監督が、すごそうに見えてきたでしょ?
なんか、小野さんが素敵に見えてきたでしょ?

あっ、ありがとうございます!

それでは、それぞれのセクションの部屋をご紹介いたします。
舞台操作室
ここは舞台操作室といって、
主に、バトン関係の操作をこの部屋で行います。
舞台の天井にバトンがたくさんあって、そこに、大道具のパネルやら、背景やらが吊られていて、
場面によって、下したり、上げたりするのです。
文楽劇場は、すべてのバトンが電動式なので、ボタン一つでそれが行えて、大変便利です。
ただ、便利な反面、機械なので、危険性も伴っており、それゆえ、細心の注意が必要なのです。

次に、調光室です。
調光室
これは、客席の奥の方に合って、客席から振り返ると発見できます。
ここから、照明さんがさまざまな明かりを操作します。

こちらは音響機材です。
音響卓
今回、音響さんは、
音響室という場所ではなく、音響とはあまり関係ない、ある場所から音を出しております。
そこは、どこかといいますと・・・・・
内緒です。
答えをお知りになりたい方は、劇場内にいる、前進座関係者に聞いてみてください。
きっと、答えてくれると思いますので・・

ではでは、続きまして、
大道具さんのお部屋
大道具部屋

小道具さんのお部屋
小道具部屋

衣裳さんのお部屋
衣裳部屋2

床山さんのお部屋
床山部屋

みんなそれぞれ、微妙に生活感あふれておりますね~~
たしかに、公演期間中は、一日中ここにいるのだから、、
自ずと、生活感は出てきてしまいます。

ざっと、駆け足で一通り回ってみましたが、
みなさん、いかがでしたか?
お芝居って、
いろいろな部門の方々が関わって創られている芸術ということがお分かりいただけたのではないでしょうか?

ただ、実際の裏の現場は、お芝居をみなさんに、お見せしているみたいに、
正直、綺麗ごとってわけにはいきません。
それゆえ、お客様には見えないように、幕内のものは出来る限りの努力をしております。
そんな、スタッフの静かな呼吸を、
お芝居中にちょっとの間でも想像しながら観ていただけたら、
この上ない幸せです。

緞帳裏
公演は続きます。
グリコ
大阪で待ってま~~~す。
(たこ焼きおいしいよ!)

☆小野 文隆 記 ☆
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