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『花木村月夜奇妙』班だより。横澤寛美です。

今回、制作担当として『花木村月夜奇妙』班の福島公演に同行している横澤寛美です。
福島県は、私の故郷。主催者様とは、震災前からのお付き合いで、いろいろな苦労?を重ねた仲。気心も知れ、ハードスケジュールにもかかわらずスムーズに公演が続いています。
子ども達の反応も、とても素晴らしく、毎公演を客席で観られる私は、幸せな毎日を過ごしています。

そんな最中の、移動日には、いわき沿岸部の被災地に立ち寄りました。

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何度か、一緒に行っているメンバーもいるので、震災の日から今日まで少しずつ復興している様子を見てもらうことが出来ました。
でも、原発対策の最前基地になっている広野町のジェイビレッジ(サッカー競技場)は、世界中が盛り上がっているW杯とは、程遠い世界で、広野町にサッカー選手が戻る日が来るのだろうかと、哀しい気持ちになりました。
この日の放射線量は、2.6マイクロシーベルト。車外に出られる数字ではありません。

そして今日、相馬市での公演を終え、白河市に移動する際に偶然“飯館村”を通過しました。
2


放射線量が高く、今なお避難が続く村です。
田んぼも畑も雑草に覆われ、牛舎も朽ち果てた状態です。スーパーは商品が残されたまま。3年前のあの日から時が止まったような風景に言葉も出ませんでした。除染中の作業員は防護マスクを付け、それ以外の人の姿はまったく見かけることが出来ませんでした。
突然の雨は、怒りの雨でしょうか?
3


留守宅の見回りか、青いランプのパトロールカーがゆっくり走っていました。
飯館村のお隣川俣町では、来週公演をします。川俣町に入ったとたんに普通の町の光景になり、ホッとした反面、ここで生活する子ども達のために最高の舞台を届けなくちゃ!と気持ちを新たにしました。

と言っても、私は毎日見守るだけ。幸い公演班の皆の思いは同じで、毎日朝早くから公演し、夜遅くまで仕込みが続く日々ですが、元気に力一杯公演を続けています。
明日は白河公演。震災にも耐えた築50年の会館で、1500 人の子ども達に出逢います。

横澤寛美 記
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