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名古屋中日劇場公演二日目 嵐芳三郎

嵐芳三郎です、皆様おはようございます。

名古屋中日劇場公演も二日目となりました。私、今回「操り三番叟」をやらせて頂いております。

先ずは、楽屋でお顔だけ完成。

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眉毛もお髭も右のほうが形がいいなぁ・・・と、反省しつつ全ての扮装を終え舞台へ。

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中日劇場の立派な舞台と、広い客席。ここで踊らせて頂くことは本当に光栄なことです。

さて、「操り三番叟」と言えば、つまり糸で操られている人形なのですから、呼吸をしてはいけない。でも、それだと死んでしまうので、もちろん息はしているのですが、極力していないように見せる。しかし動きは非常に激しい。よくジョギングなどは有酸素運動なんていいますが、この踊りは無酸素運動ですね、大変体力を使います。

ですが、とっても楽しい踊りなので踊っているうちにウキウキしてしまいます。あ、もちろんその気持ちは心だけで思って、顔には出しませんけどね、人形なので。

もう一つのお役は、『文七元結』の鳶頭伊兵衛です。

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大詰めにほんの少し登場する役ですが、言ってみれば「幸せを運んでくる人」です。いなせに気風良く演じたいですね。

さて、ここから少しつぶやかせて頂きます。

名古屋の中日劇場が閉館することになったと聞いたときには本当に驚いた。また一つ日本の素晴らしい劇場が無くなってしまう。僕は個人的にこの劇場には思い出がある。

二十歳の時、桐朋学園短期大学部演劇専攻科を卒業して、その後の進路に悩みアルバイトばかりしていた頃、叔父の松山政路の付き人兼出演という形で、池内淳子さん主演の「女人平家」という芝居に出させて頂いた。それが中日劇場の舞台に初めて立った芝居だった。あの時の一か月公演は今でもよく覚えている。当時はまだまだ商業演劇というものが盛んで、名古屋はそのメッカだった。その華やかな世界を、何にもわからない若造が経験させてもらった。僕にとって名古屋の劇場と言えば中日劇場なのだ。その中日劇場が無くなる。たまらなく切ない気持ちになる。

今回の公演は短く三日間だけだが、そんないろんな思いも込めて務めあげたい。

記 嵐芳三郎
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