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『薄桜記』静岡より 小林祥子です!

「薄桜記」巡演も後半に入り静岡市民劇場さんにお世話になっております。
前回、「夢千代日記」巡演中の旅だよりでは、衣裳を着るところまでをご紹介しましたので、
今回はかつらをご紹介しましょう!

前進座の俳優たちのかつらを一つ一つ結ってくれている職人さん、矢嶋さんです。

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巡演にも同行して日々撫でつけをし、本番中かつらをつけてくれます。
一人一人の頭の形、顔の長さや歪み、耳の位置から張り具合などなど全てを把握して上手にさり気なくカバーして結ってくれています。

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浮世絵などさまざまな文献を参考に描かれている時代、流行り、身分や年齢そしてその役々の性格などを総合的に考慮してひとつひとつ丁寧に結って下さっているのです。

今回私の役は上杉藩江戸家老の奥方、「下げ下地」という形です。

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元禄はタボ(襟足の上)が跳ね上がっているのが大きな特徴で「元禄タボ」とか「かもめづと」などと云うそうです。
武家の女性の第一礼装としては下げ髪(後頭部で纏めた髪を下げる)ですが、日常的には活動しやすいように纏めた根元に差した笄に巻いた状態にし、鼈甲の櫛と紋の入った平打ちのかんざしを差しています。
お化粧も眉を剃って(青く描きます)お歯黒をします。

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こうして一人の俳優が幾つものかつらを使います。
身近にいるたくさんの裏方さんから、初日に至るまでの多くの方々の手によってつくられた、かつらに衣裳、大道具、小道具、照明さまざまな皆さまのお陰で一流の舞台が出来上がるのです。
ですから自ずとお芝居にも大きな責任がございます。
「薄桜記」千穐楽の三島での伊豆市民劇場さんの公演まで、大切に心を込めて努めてまいります。

小林祥子 記
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