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五月国立大劇場公演だより

   「馬関海峡 波高し」

 九州各地を巡る『法然と親鸞』もあと十日。
今日は周南市で、今コース唯一の本州公演。
昨日は大分から山口県の徳山へ、バスで五時間の大移動。
    めかり神社から長州を臨む

 昼食休憩は、めかりPA。
眼下に広がるのは、『平家物語』とも所縁深い海峡。

 新撰組が出来、薩英戦争が起こった年、
この海峡は馬関(ばかん)戦争の舞台となった。
馬関海峡は、関門海峡の古名。
         めかりPAの“ふぐ焼”は、尾まで餡子がたっぷり。

 この海峡を通る外国船を砲撃した長州藩は、
米英仏蘭4国の報復攻撃に完膚なきまでに叩きのめされ、
一転、欧米の知識・技術の吸収に方向転換。
 薩英戦争後同じような道を辿った薩摩藩と、三年後に同盟を結び、
倒幕の役者が揃う。

                  中国では花咲か爺のことを花神と呼ぶ。
           
 この旅の初日、鹿児島での挨拶で、
大河ドラマ『花神』で村田蔵六(のちの大村益次郎)を勤める前、
鹿児島に飛んで蔵六ゆかりの大砲だけ見て大急ぎで帰った、と梅之助は語った。 

 「…というのは、村田蔵六は西郷(隆盛)さんを大分いじめたので」
                 彼は花神の仕事を背負ったのかもしれない。彼、村田蔵六、後の大村益次郎である。

 司馬遼太郎さんの言葉を借りるなら、
維新の仕事が終わると大急ぎで去った花咲か爺―村田蔵六は、
死の直前に西南戦争を見越した布石を打っている。  

 40日の九州巡演も大詰。
徳山を終えると明日は佐賀公演。
今夜のうちに九州に戻ります。


喜八郎 記
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