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山崎辰三郎『お名残公演 あと四日!』
国立劇場お名残公演は、本日(13日) 6ステージ目を無事終えました。
あと4日でこの国立劇場とも暫しの別れとは、何とも淋しさが込み上げます。
劇中の挨拶でも触れさせて頂きましたが、何せ、私にとりまして、実に40回目の国立大劇場公演なのですから、、、。
入座8年目。1981年8月、第一回目の国立大劇場公演は「佐倉義民伝」「お六と願哲」「阿部一族」の、三演目・二部制の豪華な公演でした。
門訴の場の、翫右衛門さんの気迫溢れる佐倉宗五郎花道の引っ込みが忘れられません。
翌年8月の第二回目公演「東海道四谷怪談」で、国太郎師の許しを得て、(お槙)役で、山崎辰三郎を名乗らせて頂きました。この公演では、油の乗り切った国太郎さんの、圧倒的な(お岩さん)に魅了されました。
そして、時は流れ 今回の 「魚屋宗五郎」「風薫隼町賑」公演です。
これまでに、「魚屋宗五郎」では、女形で(おなぎ)(おみつ)の大役を随分やらせて頂きましたが、(太兵衛)役は、今回が初挑戦です。役目が果たせているのかどうか、自分では、まだまだ模索状態です。
とにかく、宗五郎一家の一体感を何としても舞台で表現したいと願って勤めています。
日程の関係で、国立劇場の楽屋廊下で、例年やれていた創立記念日の集いが今年は出来ません。
これまた残念な事です。
個人的には、劇団の92年の歴史に、半分以上関わることが出来、大変嬉しく思います。
生の舞台の持つ演劇の魅力は、微塵も色あせていないと確信していますが、100周年を見据えて、前進座の正念場はまだまだ続くと思われます。
多少とも、(役目が果たせるのなら) 今暫し、舞台に関わりたいと厚かましく考えています。
5月13日 辰三郎
あと4日でこの国立劇場とも暫しの別れとは、何とも淋しさが込み上げます。
劇中の挨拶でも触れさせて頂きましたが、何せ、私にとりまして、実に40回目の国立大劇場公演なのですから、、、。
入座8年目。1981年8月、第一回目の国立大劇場公演は「佐倉義民伝」「お六と願哲」「阿部一族」の、三演目・二部制の豪華な公演でした。
門訴の場の、翫右衛門さんの気迫溢れる佐倉宗五郎花道の引っ込みが忘れられません。
翌年8月の第二回目公演「東海道四谷怪談」で、国太郎師の許しを得て、(お槙)役で、山崎辰三郎を名乗らせて頂きました。この公演では、油の乗り切った国太郎さんの、圧倒的な(お岩さん)に魅了されました。
そして、時は流れ 今回の 「魚屋宗五郎」「風薫隼町賑」公演です。
これまでに、「魚屋宗五郎」では、女形で(おなぎ)(おみつ)の大役を随分やらせて頂きましたが、(太兵衛)役は、今回が初挑戦です。役目が果たせているのかどうか、自分では、まだまだ模索状態です。
とにかく、宗五郎一家の一体感を何としても舞台で表現したいと願って勤めています。
日程の関係で、国立劇場の楽屋廊下で、例年やれていた創立記念日の集いが今年は出来ません。
これまた残念な事です。
個人的には、劇団の92年の歴史に、半分以上関わることが出来、大変嬉しく思います。
生の舞台の持つ演劇の魅力は、微塵も色あせていないと確信していますが、100周年を見据えて、前進座の正念場はまだまだ続くと思われます。
多少とも、(役目が果たせるのなら) 今暫し、舞台に関わりたいと厚かましく考えています。
5月13日 辰三郎
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- カテゴリ : '23『魚屋宗五郎』『風薫隼町賑』
- 2023-05-13
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