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『法然と親鸞』大阪だよりⅣ

   泥棒「五郎太」役に出会って

3才の時に捨てられる。
17才の時、六角堂にコソ泥に入り、旅人の金を盗む。
しかし捕えられ、範宴(後の親鸞)に助けられるが、逃亡する。
その後捕えられ、入牢するが脱獄し、諸国を逃げ回り越前に入る。
十三年の年月がたっていた。
そして、越前へ着くと、京から高僧が流されていて、弟子も置かずに一人で暮らしているとの噂を聞き、竹ヶ前の草庵に押し入る。
 その高僧が、恵信尼と暮らす親鸞であった。
村人の通報によって役人に捕われそうになるが、
親鸞と恵信尼によって助けられ、何処ともなく立ち去る。
 それから十二年、常陸国笠間郡稲田の草庵に移り住んでいた、
親鸞と恵信尼の前に突然現れ、すべてを投げ出し、親鸞に帰依する。
 そして十年後、親鸞 恵信尼 王御前の供として,京に上る旅路に就く。

                     益城宏AS五郎太

 これが、「法然と親鸞」の台本における、
泥棒「五郎太」の履歴です。
役の人生の行間を、どう想像し創り上げ、埋めていくかが、
役者にとって非常な喜びでもあり、また苦しみでもあるのです。
殊にこの役の場合は、稲田の草庵で、親鸞聖人に帰依する場面で、
果たして観客に納得して頂けることが出来るか否か。
それが、この作品の善し悪しを左右する、
重要な要素であることは間違いないのですから。

 毎日、もがき苦しみながら、そして常に新鮮に、
自分自身の人生と「五郎太」とを重ね合わせながら、
役に挑戦しております。

どうぞ、そんな「五郎太」に会いに来てみませんか
大阪文楽劇場で待っております。
                                                           
                          益城 宏 
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