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五月国立大劇場公演だより

     『右の足』
                      これは川向こう

 
 『法然と親鸞』上演中の日本橋・大阪文楽劇場から
北へ歩いて30分。
北浜は、江戸以来の相場・両替商以来の証券・金融街。
クラシックなビルもチラホラ。

                  適塾

 適塾テキジュクがここに残っている。
大河ドラマ『花神』
―くどくも申す如く、中村梅之助が
村田蔵六=大村益次郎を主演した。
彰義隊戦争を半日で終わらせた男である―
や、手塚治虫の『陽だまりの樹』で
ご存知の向きも多かろう。

                 緒方洪庵と適塾の物干しー『陽だまりの樹』では、ここで大鳥らが酒盛りをしていた

 緒方洪庵が開いた蘭学塾は、維新までちょうど30年間、
幕末明治を動かした人々を世に送った。


 北海道・五稜郭戦争で官軍・幕軍を問わずに治療をし、
わが国、赤十字精神の魁となった高松凌雲。
 それを受け継いだ日本赤十字社初代総裁、佐野常民。
                  適塾とともに大阪大学のルーツといわれる懐徳堂もこの近く。

五稜郭に籠もった大鳥圭介は、漫才師ならぬ明治の外交で活躍。
慶応義塾を開いて、貴方の財布にもいる福澤諭吉や
手塚治虫の曽祖父・手塚良仙=良庵は
大村益次郎の後輩に当たる。

                      洪庵夫妻の墓

 堂島川を隔てた大阪天満宮近くの寺には
緒方洪庵夫妻が眠る。
 側らに控えるのは、大村益次郎の足塚。
鉄舟と圓朝の墓のように
「オイッと呼べばハイッと応えられる位置」にある。
                益次郎の足

 暗殺の刃に命を落とした大村が、
治療の過程で切断した右足をここに葬るよう
遺言したのだった。


                喜八郎☆記
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