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五月国立大劇場公演だより

             こころで語る
                  山門

 今はなき日比谷・芸術座で
今は亡き志ん朝師匠を聞いたのは、『宗眠の瀧』。
 彫ったものが生きて動き出してしまうような名人のお話。

             
 その枕に名人とは何かという話をして
父・志ん生にとっての名人・圓喬
―『金木犀の花』で亀井栄克が演じた―節分の恵方巻
から
その師匠・圓朝に及んだ。


 全生庵の圓朝の墓石に刻まれた文字は
“三遊亭圓朝 無舌居士”。
鉄太郎・山岡鉄舟の達筆。

 舌でなく心で語るとの境地に圓朝が達したのは
鉄舟の助言によるといわれている。

 閻王に舌を抜かれて これからは心のままに嘘も言わるる
          IMG_0005.jpg
 志ん朝師匠は
“私もいずれ何も喋らずに座っているだけで
お足を頂きたい、
『無舌居士』。“
と笑わせていたのだった。


 弓の名人は弓を離れ
噺の名手は舌を忘れる。
剣客・山岡鉄舟も無刀流ををひらいた。
われわれ凡人の理解を遥かに超えている。
              鉄舟寺


 慶喜の生国水戸のある茨城県初代県知事も勤めた
鉄舟は、
徳川発祥の静岡とも縁が深い。
 清水にある鉄舟寺は
廃墟同然だった寺を彼が中心となって
再建したもの。
                
 清水の次郎長も大いに尽力したと伝えられる。


         
    喜八郎☆記
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