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『お登勢』旅日記8

矢之輔旅日記8

娘も勝手や、苦労します

 泥鰌はお好きでっか?わては小さい頃から大好きで、特に丸泥鰌の鍋が大好物、泥鰌の味噌汁も茄子入れて、とにかく好き。そのせいか、わての妹も小さい頃から「泥鰌、泥鰌」と言うてました。
 今村文美がその、わての妹。静岡で、泥鰌が美味い店に連れて行こうとしたら、あいにく行けまへんでしたが、この妹が、実は今回わての娘の役。実の妹から舞台で「お父様」なんて言われると、ぞっとしまっけど、まあ芝居ではしゃあないわな。我慢してやってます。
 今度の役は、わての加納市左衛門の娘・志津。お登勢と対照的な、つまりジェームス先生の作劇の基本の一つ、対立軸、ちゅうのか、とにかくあの時代には珍しい、跳ね娘。息子の睦太郎共々、苦労の種ですわ。
 なんか言わんかい。
 「私が勤めます志津は、健気に一筋の愛を貫いて生きるお登勢とは正反対!コロコロと男を変え、ヒラリヒラリと世の中を生きて自由奔放!欲しい物は何としても手に入れなければ気が済まない…あまり親しくなりたくない女性なのかもしれませんね~。だけど、ただの我が儘娘でない所がまた凄い!時の流れに呑みこまれる男達を冷静に見つめ、時代の先を見通す目を持った賢いお嬢さまです。こんなに跳んでる女性を演じるのも初めてですが、舞台ではピストルを撃ったり白無垢着たり、夜会巻きにドレス姿と初体験尽くし。私には無い物だらけの娘役ですが、志津が思う存分楽しんで生きたように、私も千穐楽まで挑戦しながら、精一杯勤めます!」


清楚?奔放?はたまた魔女? 文美の志津
<清楚?奔放?はたまた魔女? 文美の志津>

 勝手なこと言うてるわ、ほんまに。でもそういう風に育てたのは、わてら親の責任や、しゃあない。あくまでも、7月京都南座「法然と親鸞」の恵信尼様とは別の役者です。この妹、いや、今回のわての娘も、どうぞよろしゅうに。
【どじょうよろしく、と言っている、矢之輔 記】
 
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