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『お登勢』旅日記13

矢之輔旅日記13

おおい裏方はん、
     裏方はんよ~


  磐田を終わって、浜松北へ。磐田市民劇場はんの発足第一回例会は、28年前の前進座公演「さんしょう太夫」。10周年記念例会が前進座の「五重塔」。再来年の30周年は、再び座の「さんしょう太夫」で、となれば、ありがたいことでおます。静岡県の皆さん、よろしゅうおたの申します。
 これからうかがう浜松北は、以前浜北と言うてはったところで、そこの第一回例会も、前進座公演「さぶ」。以来、何かと親戚付き合いさせてもうてます。その「さぶ」は、故芳三郎、当時芳夫はんの栄二に志村はんのさぶ、おのぶを勤めてはったのが世津子はん。まだ10代の役で、水溜まりを飛んだ芝居でポッと落としたのが「ホッカイロ」というのがこの静岡コースとか。
 で、当時の演出助手がご当地出身やったことから、さらにヒートアップして、座にも市民劇場はんにも忘れられん第一回例会になりましてん。
 今回も、多くのスタッフはんに支えられて毎日の公演を無事こなしてまんのやで、感謝しますわ、ほんまに。
 まだ暑い季節、汗かいたら役者の恥や言われても、出るもんは止めようがない。汗臭くなる衣裳を手入れして、気持ち良う着せてくれはる衣裳はん。毎回お登勢が斬られるたんびに、見事にパラリっと髪がさばける仕掛けをしたはる床山はん。ごちゃごちゃこまごまある小道具を、毎回引っ越しセンター以上に丁寧かつ手際よう梱包したはる小道具はん。重たい道具を、毎回決まった時間内で転換して、しかも各会場いろんな条件をクリアーしてはる大道具はん。明かりやらスモークやら、果ては暗い舞台裏の通行にも、懐中電灯で行く手を照らしてくれはる照明はん。そして、ぜ~んぶ積み込んだ荷物を安全かつ正確に次の会場まで運んでくれはる、トラックの運転手はん。皆さん外部のスタッフさんやけど、前進座の芝居を愛し、それを待ってくれてはるお客様のために、日夜奮励努力してくれはって、ありがとう、おおきに。
 皆さん裏の方は、裏に徹してなかなかお写真もままなりまへんけど、見はった舞台が、裏方さん皆さんの「魂の結晶」でんがな。


  「裏の人に可愛がられる役者になれ」 わての祖父がよう言うてました。ほんまや。
  毎日、それこそわてらの背中から芝居を観てはる、裏の皆さんが、一番怖いお客はんだっせ、気い抜いたらあかん。
【いまだに背中で芝居が出来ない 矢之輔 記】
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