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『お登勢』旅日記17
矢之輔旅日記17
も一つおまけに、チョー新人
前回は、役者の最若手をご紹介しました。こたびは演出部の超新人、その名も、趙(チョウ)郁(カオリ)さん。幕開き早々、わてが早速つまみ食いする、蛸。設定では明石の蛸をわざわざ淡路島南部の洲本へ取り寄せて、生のまま塩でさっと洗い、ぬめりを取って刺身にした絶品、のつもりで食べてます。ほなけんど、実はカマボコの薄切り。これを彼女が毎回用意してくれまんのや、言うたら、加納家の、影のお登勢。
初日からだんだん薄くなったので、口に残らないよう配慮してくれはったんやな、と思い、大丈夫やからもっと厚う切ってや、とお願いしました。つまむといい厚みで、口に入れるとリアルに残る、ちょうどの「蛸の刺身」になりました。
今回初旅、どないやねん、感想は。
「初めて旅に正式に参加しています。演出部の趙です。今回、消え物と言って舞台上で本当に食べる物の用意を担当させて頂いています。毎日スーパー探し。地元の散策に明け暮れています。
初旅は、まだまだ戸惑う事ばかりです。疲れながらも見知らぬ街を歩くと自然と少し癒されます。これが旅の良さなのでしょうか。
最後まで身体を壊さぬよう、しっかり頑張りたいと思います。」

修理中の趙さん、何を直してんのやろ、企業秘密やな。
もちろん、仕事は蛸の刺身だけやおまへん。いろいろこまごまやって、疲れるやろと思います。頑張ってや、期待してまっせ。座の裏方も、おいおい登場してもらお、と思うてます。陰の力、わてらが気持ちよう芝居ができるのは、彼女ら、彼らのお蔭だす。
来月の「人情一夕噺」の大詰は鰻屋。「鰻かあ、顔も忘れちゃった」という、三年ぶりに再会した子供に食べさせる鰻も、もちろん本物、しかも国産で、と注文してあります。
【食べる話に、異常な執着を示す 矢之輔 記】
も一つおまけに、チョー新人
前回は、役者の最若手をご紹介しました。こたびは演出部の超新人、その名も、趙(チョウ)郁(カオリ)さん。幕開き早々、わてが早速つまみ食いする、蛸。設定では明石の蛸をわざわざ淡路島南部の洲本へ取り寄せて、生のまま塩でさっと洗い、ぬめりを取って刺身にした絶品、のつもりで食べてます。ほなけんど、実はカマボコの薄切り。これを彼女が毎回用意してくれまんのや、言うたら、加納家の、影のお登勢。
初日からだんだん薄くなったので、口に残らないよう配慮してくれはったんやな、と思い、大丈夫やからもっと厚う切ってや、とお願いしました。つまむといい厚みで、口に入れるとリアルに残る、ちょうどの「蛸の刺身」になりました。
今回初旅、どないやねん、感想は。
「初めて旅に正式に参加しています。演出部の趙です。今回、消え物と言って舞台上で本当に食べる物の用意を担当させて頂いています。毎日スーパー探し。地元の散策に明け暮れています。
初旅は、まだまだ戸惑う事ばかりです。疲れながらも見知らぬ街を歩くと自然と少し癒されます。これが旅の良さなのでしょうか。
最後まで身体を壊さぬよう、しっかり頑張りたいと思います。」

修理中の趙さん、何を直してんのやろ、企業秘密やな。
もちろん、仕事は蛸の刺身だけやおまへん。いろいろこまごまやって、疲れるやろと思います。頑張ってや、期待してまっせ。座の裏方も、おいおい登場してもらお、と思うてます。陰の力、わてらが気持ちよう芝居ができるのは、彼女ら、彼らのお蔭だす。
来月の「人情一夕噺」の大詰は鰻屋。「鰻かあ、顔も忘れちゃった」という、三年ぶりに再会した子供に食べさせる鰻も、もちろん本物、しかも国産で、と注文してあります。
【食べる話に、異常な執着を示す 矢之輔 記】
- カテゴリ : お登勢
- 2007-09-26
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